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梅雨明けて
おかべ家自家製とうふのこだわりにがり
皆さん、こんにちは。
先日、おかべ家豆腐製造所のおとうふに欠かせない苦汁を頂いている
高知のソルティーブさんへお邪魔してきました。
苦汁は海水から塩を作る過程で出来る副産物です。
塩分を抜いた海水とでもいうのでしょうか?味はお世辞にもおいしくなく名前の通り苦いです。
ソルティーブさんで作られる塩は完全天日塩、太陽の熱と風の力でつくる自然海塩で
しょっぱいのに甘みがあり海の味がします。
完全天日塩とは自然の力を人間の知恵を用いて海水から塩を精製します。
まずミネラルをたっぷり含んだ黒潮海流の海水を寒冷紗を使い風の力、日光で濃縮します。
濃縮されたものは鹹水(かんすい)と呼ばれビニールハウスに入れ、さらに水分を蒸発させながら塩へと結晶化させていきます。
ビニールハウスの中は太陽光を浴びさらに凝縮するとこのように海のミネラルをたくさん含んだ結晶ができます。
精製過程の細やかな手入れのおかげで各種ミネラル成分をバランスよく結晶化します。
右から海水、鹹水、苦汁
こうして作られた苦汁を使いおかべ家豆腐製造所では美味しいおとうふを皆さまに
お召し上がりいただいております。